小松島市議会 2022-12-04 令和4年12月定例会議(第4日目) 本文
気象警報発令時には,常備消防のみならず,消防団による避難誘導や長時間にわたる警戒活動を行っております。また,消防団に求められる役割は,災害対応のほか,災害時の避難所運営支援,武力攻撃事態等における避難誘導など多様化しており,消防団の充実強化が必要となっております。 その消防団活動を支える消防団員の確保が現状の課題でございます。
気象警報発令時には,常備消防のみならず,消防団による避難誘導や長時間にわたる警戒活動を行っております。また,消防団に求められる役割は,災害対応のほか,災害時の避難所運営支援,武力攻撃事態等における避難誘導など多様化しており,消防団の充実強化が必要となっております。 その消防団活動を支える消防団員の確保が現状の課題でございます。
その活動は、地域住民の最も身近な消防機関として、消防活動を初め、各種の災害対応及び予防警戒活動等を展開しています。地域住民を主体として構成されていることから、消防機関としてだけでなく、地域の防災リーダーとして中核的な役割を担うことが求められており、まさに消防団は将来にわたり地域防災力の中核として欠くことのできない存在と捉えております。
また、鎮火後の夜間警戒活動においても、12月24日から31日まで午後6時から翌午前8時まで延べ54人、11台の警戒活動がとられています。また、女性消防団員は、避難誘導や整理などで自衛隊や警察との協力により安全な避難を実施をされていたようです。
消防団は、災害時はもとより、平常時においても地域における火災予防活動、応急手当の普及・啓発、そして各種行事における警戒活動など、地域コミュニティーにとって欠かせない存在となっており、常備消防とともに地域防災のかなめとして、大変重要な役割を担っていただいているところでございます。
次に、デジタルMCA無線機についてでございますが、本市消防本部では、これまで常時消防団の各分団に無線機を整備はしておりませず、主に個人の携帯電話による連絡方式をとっておりましたが、昨年の東日本大震災において、携帯電話の通話制限によりまして、各分団との情報伝達が十分に行えず、消防警戒活動に大きく支障が生じることとなりました。
去る2月28日は、津波警報発令後より沿岸を管轄する椿、福井、橘、見能林、富岡、那賀川、羽ノ浦の各分団が消防車両による津波警報の広報や水門、樋門の閉鎖確認等の津波警戒活動を沿岸部中心にくまなく実施いたしました。
翌20日午前6時10分に大雨洪水警報等が発令されたため、消防局に災害警防本部を設置し、関係部局に周知するとともに、気象情報の把握や消防車両による管内状況の把握などの警戒活動を実施しておりました。そして午前9時には、台風接近に伴い関係部局間の連絡体制の強化を図るため災害対策連絡本部を設置し、関係部局間の連携をとりながら災害対応を図っておりました。
おかげをもちまして、発生以来六日間にわたりまして四十ヘクタールを焼失する火災であったにもかかわりませず、鳴門市消防本部を中心に、延べ一千九百七十人の消防団員の皆様方の日夜を問わない消火、警戒活動及び延べ九機のヘリコプターによる偵察、消火活動によりまして、幸い人的な被害もなく十七日に鎮火をいたしました。